ISO2015年の改訂版発効（平成29年6月1日）

2017年6月19日

ISO9001及びISO14001（2015年版）改正版を発効

　当社ではISO9001及びISO14001の両規格の2015年版対応を早くから行い、昨年の2016年5月14日に、新規格に則った2015年版として認証を受けました。

　新規格対応に向けて、急ピッチで仕上げたこともあり、少し改善点は見えていたのですが、その後の運用状況を確認し、より実態に沿った内容での改正を進めることが出来ました。２世代前のマニュアルと比べると、かなりシンプルで見やすく、標準的な業務マニュアルとして利用しやすくなったように感じています。

山木工業2017年度品質環境目標

　今回の2015年改訂において、「当社の内外における状況分析」、「具体的な利害関係者の要求事項」、「リスク及び機会への取り組み」を深堀りすると、各部で様々な課題を抱えていることが、より明らかになってきました。

　今後の課題で明らかになったことは、社内情報のより強固な共有です。それも組織として瞬時に同期できるような体制作りがテーマとして取り上げられ、今後の改善課題として取り組み始めます。

　見直すべきものは、ツールであるマニュアルなどの文書や様式というよりは、主要なコアプロセスが矛盾なくスムーズに動いているかの点検です。違和感を感じているところには改善点が潜んでいます。

　どんなに立派な仕組みを作ったとしてもその仕組みを動かすのは人です。また人が優秀でも、業務手順が効率的で標準化されていないと、組織としてはスムーズに動かないものです。そういう意味では業務展開にあたって、「仕組み（ルール）と教育訓練は車の両輪である」と言えます。

ISO2015の統合マニュアル

　マネジメントは仕組みによってではなく、人によってしか実現できません。

　最後になりますが、弊社の使命である震災復興、地域貢献に引き続き尽力しながら、組織と所属員のレベルアップを果たすよう、努力を継続してまいる所存です。引き続きのご愛顧をよろしくお願い申し上げます。

山木工業ISO品質・環境方針

2017年6月19日